先日、会長が出張へ行かれた際に事務所へ会長からお電話がありました。
「龍安寺垣の写真あるけ?」
なかったので、設計部長と一緒に龍安寺へ行ってきました。
龍安寺垣。
会長曰く、
「ほんまの龍安寺垣は、本堂と庫裏の間にある石垣の上にあるやつや。」
とのこと。
資料を探してもなかなか見つかりません。
「行って写真撮った方が早いわ」
ということで、いざ龍安寺へ。
秋が深まったら観光で行こうと思っていた龍安寺へ仕事で行けました。
広い境内にある竹垣を全て撮りながら、本堂へ向かいました。
本堂の階段のところにも龍安寺垣があります。
この龍安寺垣は境内のいたるところで見る事ができます。
しかし、会長の仰る「ほんまの」龍安寺垣ではありません。
中に入って受付の方に聞いてみると、笑顔で
「奥にありますー」
と言われるまま、行ってみると、、、
ありました!
確かに会長の仰る通り。
本堂と庫裏の間にありました。
石垣の上にあり、立看板には達筆で「龍安寺垣」と記されています。
いつも会長の引き出しの広さ・正確さには驚きます。
そこにあるもので重要なところをピンポイントで抑えること、
そしてその知識を色々な場面に応じて引き出すこと、
会長の言動の中から少しずつ勉強させて頂いています。
さて。
その後はさっくりとかの有名な石庭と、鏡容池の夕焼けを見て会社に戻りました。
お寺に行くといつも心が静かに落ち着きます。
それが、庭の大きな魅力の一つなのでしょう。
㈱植藤造園 設計 ブログ担当者