日常生活で自分よりずっと大きい木を植える現場を見たことがあるでしょうか。
私は今まで縁がなかった人間だったので、大きな木が移動する現場を見てなんとも不思議な光景だと思いました。
先日、会社の苗圃内でシダレザクラとクロマツを移植するために、25tクレーンがやってきました。
木は人と機械に上手に操られ、生きる場所を替えました。
凧揚げみたいにぐんぐん揚がっていきました。普段見られない異様な姿です。
長いクレーンの首と広い空の青さが気持ちの良い組み合わせでした。
25tクレーンは騒ぐ程の大きさではないのでしょうが、そういった機械をうまく操縦し、次から次ぎへと手際よく動き、サクサクと作業をこなす職人さんのチームワークに魅せられ、また木一本を移植するためにこれだけの労力を注ぎ込むということを改めて知りました。
こういった現場に居合わせられることに感謝した日でした。
植藤造園 ブログ担当者