だんだんと日が昇るのが遅くなってきました。
朝も冷えてきましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
植藤では、3人の職人さんが中国の青島(チンタオ)から帰ってきました。
日本はまだ秋ですが、青島はもう真冬だそうです。
朝は氷点下。青島は日中上がっても5℃程度だそうです。
このお仕事は今年の春から工事が始まっていました。
池などの石組・景石の配置のみを請け負い、植栽は現地で植えることとなっています。
春、一度先行工事で青島に行き、今回が本工事でした。
先行工事した部分ではもう植栽がされていたようです。
こちらは集合住宅なのですが、、、すごい高さですね。
最高39階あるそうです。
10月に現地で仮組を行ってから、今回の本工事が始まりました。
仮組後、現地で躯体を打っていただいてたのですが、
実際本工事へ行くと躯体が設計よりかなり大きいとのこと。
本来の躯体の大きさより50cm広く作られていたそうです。
でも、工事は進めなくてはいけません。
池が広くなったら広くなったなりに魅せる池にしなくてはいけません。
設計者と施主と話しあいながら工事は進められたました。
州浜も予定より3倍面積が広がりました!
寒い中、本当にお疲れ様です。
3人の職人さんは「日本、暖かいわ」と言っています。
人の環境順応力はすごいものです。
様々な問題が重なりましたが、滝組も無事に完了し、
工期通りに3人元気に帰ってきました。
今回の中国のお仕事。植藤は誰も中国語が喋れません。
しかし、京都に7年間住まわれてた中国の方が全ての面において
サポートして下さりました。
郝さん、ありがとうございました。
中国で造られる日本庭園。
中国の方はどのように受け止めるのでしょうか。
願わくば長く愛される庭になりますように。
㈱植藤造園 設計 ブログ担当者