宇宙桜とはなんのことか?
宇宙で咲いている桜のことか、はたまた宇宙人が育てた桜か。
実は、宇宙に旅してきた桜の種の話なんです。
テレビや新聞などで紹介されていたそうですが、有人宇宙システムさんという会社の企画で
日本中から代表して選ばれた桜の種を採取し、それを宇宙に持って行くという、新しい挑戦の
物語です。
この度、この企画に我社の佐野藤右衛門が守り続けている円山公園のギオンシダレザクラが
参加することになり、その経過を含めご紹介していきたいと思います。
それでは、去年5月の種子採取時まで振り返りましょう。
平成20年5月23日 京都の小中学校(白川・新藤・六原・清水・東山小学校、八坂・洛東中学校)
の生徒さんたちと一緒に種を採取しました。芸子さんの姿も見受けられますね、本物です!
子供たちに一緒に参加してもらう理由として、宇宙への未知なる世界にもっと興味を持って欲しい
という願いと、種一粒から生まれる生命の素晴らしさを実感してもらいたい、という思いからでした。
宇宙に旅立てるのは200粒で、合計24g。
なんでもスペースシャトルに乗れるグラム数が決まってるということです。
また、私たちは宇宙に行った種と普通の種との比較をしよう、ということになり
子供たちと取った、宇宙に行かない種は平成20年6月4日、会社の畑に播種しました。
この種は今年3月下旬にもう芽を出していて今も会社の畑で育成中です。
では、今回はここまでにしまして次回をお楽しみに!
植藤造園 ブログ担当者