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植藤造園
冬の記録
2007.12.1

初雪の候

師走です。
年末へ向けて何かと慌ただしい雰囲気ですね。


時候のご挨拶やお礼状などの文章を書く機会の多い事務方ですが、
言葉が難しくて、考えをきれいにまとめて文章にするのは、
なかなか大変だと感じています。
今は、パソコンを使ってデザインや例文を紙へ印刷できるので、
簡単に格好いい葉書や手紙を作るにはとても便利ですね。
拝啓
 初雪の候 時下益々御清祥の事とお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り洵に有り難くお礼申し上げます。
                ・
                ・
なぜ、このように普段使わない難しい言葉ばかりなのかと不思議でしたが、
少し調べてみると分かったような気がしました。
*頭語や結語は、慎んで申し上げるのという意味があり、先方に尊敬の意を表す。
*構成によって、目上の方や親に対して同じ意味で違う漢字が使われる。
*歳暮とは元々、年の終わりのことで、そこへ年末のご挨拶と共に送り物を
 するようになったことが、今ではお歳暮という物で年末の挨拶に替えている。
 
など、伝えたい気持ちが主になるのです。
如何に細部に気持ちを込められているかを言葉遣で表現するために、
こんな文面になったのだなぁと、一人感じてしまいました。
当たり前の事なのですけどね。
植藤造園 ブログ担当者

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