東北・関東大地震におかれましては、心からお見舞い申し上げます。
京都ではまた、さらさらと雪が降りました。
桜も冷たいお化粧に、驚いているのではないでしょうか。
今年は三寒四温ならぬ、五寒二温くらいの日が続きますね。
ところで、この三寒四温という言葉、文字通りの意味なのはご存知と思います。
七日の周期で、三日間寒い日が続くと四日温かい日が訪れる、というこの言葉。
もともとは中国北東部や朝鮮半島で見られる、シベリア高気圧による典型的な現象らしいです。
日本は太平洋高気圧の影響も受けるため、正確にそのような周期にはなかなかならないそうです。
それにしても、今年は本当に寒いですね。
寒い寒いと言っても、もう三月半ば。
大分春めいて、草も芽吹き、やさしい緑が地上を覆います。
草の碧と雪の白のコントラストがとても美しい景色を、創りだしてくれます。
園内の枝垂れ桜の蕾も、少しずつ大きくなってきました。
椿の花も落ち、冬の終わり、そして春の始まりを感じます。
この写真は、朝の七時半くらいに撮ったものです。
私はいつも七時前に出勤しますが、毎朝、陽が昇るのが早くなるのを感じます。
ちょうど流しで朝の準備をする頃に陽が昇り、すがすがしい気持ちになります。
気温は低く、冷えていましたが、日差しは春のものです。
草木も明るい色に染まり始めていています。
寒桜が満開となり、仲間の桜たちに、春を予告してくれています。
このまま、暖かく、優しい気持ちになれる日々の訪れを待ちましょう。
㈱植藤造園 設計 ブログ担当者