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植藤造園
秋の記録
2008.10.18

ヨーロッパへお手入れ

10月も下旬秋も深まってまいりましたね。
そんなこの時期に枝豆を店頭で見かけました。


枝豆に夏の印象を持っていたので、良く見ますと、丹波の黒豆の枝豆でした。
しかし本来、黒大豆を目標として育てている豆だそうで、
収穫期間は短く、出会える期間はあっという間なのだそうです。
それはそうですよね、大豆=枝豆ですものね。
話しは本題に入ります。
9月下旬からヨーロッパへお手入れの仕事がありました。
その場所は以前に造りに行ったベルリンのマルツアーン日本庭園です。
当時も庭園造りに参加し、今回の手入れにも行った職人さんに
ブログをお願いし書いてもらいましたので、次回は載せたいと思います。
さて、国内でも国外でも職人さん達は同じように仕事をしますが、
同じように仕事をするためには、道具を持って行かなくてはいけません。
お手入れならば道具になりますが、造る仕事になると材料も日本から準備していく
こともあります。
植木屋の商売道具といいますと、想像していただければ分かると思いますが刃物は欠かせません。
国内でも飛行機にT字の剃刀すら持ち込めないご時世に、見て明らかな刃物は税関で目を
付けられる事間違いなしです。
船便になりますと、いったこの物は何に使うのか?
という税関の疑問に道具を図解した書類も必要になります。
このように異文化交流には多くの壁が生じますが、京都におりますと外国の方をよく見ます。
観光や仕事、学生さんの方など目的は様々だと思いますが、日本固有の文化や技術は
やはり魅力的なのではないかと感じます。
この仕事に限らずそんな仕事の出来る腕をもった職人さん達は、
会社の自慢であり、日本の自慢でもあると思います。
少し力が入り過ぎましたが、次回をお楽しみに。

植藤造園 ブログ担当者

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