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植藤造園
2017.7.22

『誰もが通った道』

 梅雨が明け、京都は蒸し暑さに磨きが掛かって来ました。
 60年近くこの蒸し暑さと共に生きてきましたが
 今年の蒸し暑さは格別です。どーぞ「自愛専一」お祈り致します。
 さて先日、現場で使用するカズラ石の端部を職人2人が加工しておりました。
 道具は「コヤスケ」と「セットウ」。その様子をちょっと紹介致します。
 B・G・Mには葉加瀬太郎の『情熱大陸』が流れます。
 先ずは、経験のまだ浅い「Y君」
 
 うーん・・・何処か「肩の力」が入り過ぎている様な。
 ご両親へ。心配要りませんよ。本人は真面目に頑張っております。
 もう一人はベテランの「S先輩」

 やはり違います。「肩の力」が抜けて、
 「セットウ」の力が「コヤスケ」に直接届き石に伝わっております。
 さて、もう一度「Y君」

 後ろで「S先輩」が笑っていますが、何の『誰もが通った道』です。
 「S」も若い頃こんなもんでした。もっとひどかったかも知れんし痩せてたし。
 型や立ち振る舞は年数や経験・実戦が作る物です。
 「Y君」 頑張れ!!!(でも目がちょっとコワい)
 最後に二人並んでツーショット。

 こうして出来上がった「延石」を先日現場で据付けました。

 この経験こそが「Y君」が「Y先輩」になる『道のり』です。
 まだまだ長いぞー。頑張れ。
 この「Y君」を見て笑っている其処のあなた。そーあなた。
 最近無駄に「肩の力」入ってませんか?
 「肩の力」が入り過ぎると伝え様とする事が『真の芯』に届きませんよ。
 「何で解ってくれへんねん。」「どー伝えたらええねん。」「何で逃げんねん。」
 それは、あなた自身の「肩の力」が入っている事が原因です。
 『真の芯』に届ける為に一度「すーっと息を吐く。」 やってみ。
 
 では、では。
                            ブログ担当 : 「肩の力」抜き過ぎのH

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