8月ももう終わりです。今年の夏は雨が多く「暑い…」と思う日が少なかったように感じます。
会長曰く、「今年は水の夏やった。植物が伸びきらん」とのこと。
夏はやはり、夏らしく暑くないといけないのですね。
8/7 立秋(りっしゅう):
この日から暦の上では秋に入りますが、実際には残暑が厳しく、
まだまだ暑い最中です。しかし朝夕は何とはなしに秋の気配が感じられます。
8./23 処暑(しょしょ):
涼風が吹きわたる初秋のころで、暑さもおさまり、収穫の候も目前となります。
(平成二十六年神宮館開運暦より)
立秋と言えど、最高気温は37度ありました。
ではどのように季節が移り変わっているか、園内を散歩してみましょう。
8/7 立秋
夏至に花が咲いていた、ムラサキシキブの実ができていました。
アジサイはもう終わりですね。。
ナンテンの実も結実していました。
8/23 処暑
ムラサキシキブが色付きはじめました。
緑と紫はほぼ補色の関係にあるため、とても美しいです。
アセビの実ができはじめています。
マンリョウの実も結実しました。色付くのが楽しみです。
こやつら。Mr. スパイダーマンが出てくる時期になってきました。
毎度「ごめん」と言いながら除去しますが、蜘蛛の巣はいつ見ても芸術的だと感じます。
広沢の池では今、コスモスが咲き誇ります。
天高く伸びる一筋一筋の線がとても美しいです。
日の出ている時間が短くなり、蜩の鳴き声夕方には聞こえるようになりました。
スーパーに行けば桃が陳列していた棚に梨が置かれるようになりました。
夏の終わり、秋の味覚は何を楽しもうと毎年ワクワクします。
夏が終わるということ自体は、私は毎年少し淋しく感じます。
今年の最後の夏を存分に楽しみ、秋を迎えましょう。
(株)植藤造園 設計 ブログ担当者